登山に限らず、日常生活においても悩んでいる人が多い鼾の問題。
私も小屋泊やテント泊で、鼾の大合唱をしている内の一人です。
周囲の人の睡眠を妨げるだけでなく、自身の睡眠の質を下げる恐れもあり良いこと無しです。
最近は「睡眠負債」という言葉も使われるようになり、改めて睡眠の重要性が注目されています。
睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群では、熟眠感が得られないだけでなく、日中の眠気に起因する重大な交通事故等につながる恐れもあります。
私も少し自覚症状があり、耳鼻科に行ってきました。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Ayndrome:SAS)とは、睡眠中に10秒以上の呼吸停止や呼吸の低下を30回以上、または1時間あたり平均5回以上繰り返す状態を指します。
・10秒以上の呼吸停止
・30回以上の呼吸低下
・1時間あたり平均5回以上の呼吸低下
以上の状態を呼ぶそうです。
私も周囲からのいびきのクレームと、日中の眠気という自覚症状があります。
耳鼻科に行ってみた
耳鼻科では鼻からカメラを入れて、喉の様子を見てもらいました。
狭くなっている部分があると、鼾をかきやすいそうです。
診察の結果は、それほど鼾をかきやすい喉ではないとのことでした。
一応検査しておきましょうということで、SASの検査キットを申し込みました。
後日、検査キットがに自宅に届きます。飲酒等もOKで、日常と変わらない生活をして良いそうです。
検査をしてみた
申し込みから数日後に、自宅にSASの検査キットが届きます。
指に血中酸素濃度を計測する装置を付け、鼻に呼吸を検知する装置をつけて眠りにつきます。
一晩計測をしたら、装置を返送します。
着払い伝票がついているので、送料はかかりませんでした。
1週間ほどで耳鼻科に検査結果が届き、診察に来るよう電話が来ます。
結果を聞きに行った
・呼吸停止回数 約7回/時
・最長呼吸停止時間 約32秒
・最低血中酸素濃度 約90%
血中酸素濃度は90%を下回ると要注意だそうです。
以上の状態から、お医者さんによると軽度の睡眠時無呼吸症候群とのことでした。
対策としては、寝るときに着けるマウスピースがあるそうです。
これくらいの状態ならばまだ必要ないとのことで、様子を見ることにしました。
鼾を改善する方法を検討して行きたいと思います。