2013年7月に日本百名山の乗鞍岳に行ってきました。
登山バスを利用することで、3,000m峰の絶景を楽しめます。下りは折り畳み自転車に乗り、乗鞍スカイラインの絶景を堪能してきました。
乗鞍岳は標高2,702mの畳平まで、車道が繋がっています。環境への配慮からマイカーの通行は禁止されていて、麓から出ている登山バスを利用することになります。
登山バスのトランクに、折り畳み自転車を載せてもらうことができるので、バスで登って自転車で降りてくることができます。
朴木平スキー場の駐車場に車を止め、仮眠を取り、始発のバスに乗車します。
駐車場からは星がとてもきれいでした。
乗車券を購入してバスの乗車待ちの列に並びます。
登りはバスを利用し、下りは自転車で降りてくるので片道分の乗車券を購入します。
自転車は輪行バッグに納まっている必要があります。
この時期は日の出の時刻が早いため御来光の時間までに畳平に到着するのは難しいです。
畳平(2,702m)に到着。
売店はまだ開店していないので、自転車を置いていい場所を確認することができませんでした。邪魔にならなそうなところに、自転車をデポさせてもらいます。
魔王岳を目指します。
バスで標高が高いところまで上がってきたので、空気の薄さに体が慣れていなくて息が切れます。御来光を眺める人たちが見えます。
05:00 魔王岳(2,764m)に到着。
乗鞍スカイラインを走る登山バス。
魔王園地(2,761m)
眼下には畳平のバスターミナル。
乗鞍岳方面に向けて少し下ると、乗鞍エコーライン側の鞍部に。
岐阜県と長野県の県境です。
06:00 富士見岳に寄り道(2,818m)
紅葉が素晴らしい乗鞍エコーライン。
07:00 百名山 乗鞍岳(3,026m)に到着。この日は遠くに小さく富士山も見えました。
3,000m峰のデビューに最適な山ではないでしょうか。
百名山 御嶽山
畳平に戻ります。
畳平のお花畑。
畳平のバスターミナルまで戻ってきたら、デポしておいた自転車で下り始めます。
ライチョウ横断注意の看板。ライチョウは見かけませんでした。
乗鞍マッターホルン。
槍穂高連峰。乗鞍スカイライン絶景です。
ヘアピンカーブ。
絶景コーナー
百名山 笠ヶ岳。どの角度から見ても綺麗な笠形。
乗鞍スカイラインは、TOP GEARで紹介されたルーマニアのトランスファガラシャンや、イタリアのステルビオ峠にも負けず劣らずの絶景道路です。
かつて自動車の排気ガスが原因で、植生が破壊されたため、現在は通年マイカー規制が敷かれています。
ゼロエミッションの電気自動車だけに限定して、事前予約制で通行を許可すれば観光資源になるのではないかと思います。