水出しコーヒーのすすめ-おススメなポットはコレ!-

水出しコーヒーとは、水で時間をかけて低温抽出するコーヒーのことで、まろやかな味わいを楽しむことができます。

東京コーヒーフェスティバルで初めて飲んで以来、その味の虜になってしまいました。

いくつか道具を試した結果、その中で一番おススメできると感じたイワキの「ウォータードリップコーヒーサーバー KT8644-CL1」をご紹介します。




水出しコーヒーは「コールドブリューコーヒー」や、「ダッチコーヒー」とも呼ばれます。その起源は、かつてインドネシアで癖の強いコーヒー豆を、飲みやすくする方法として編み出されたそうです。

そんな水出しコーヒーには、大きく分けて2種類の抽出方法があります。

粉を水に浸して作る方法

コーヒー粉を8時間程度、水に浸して抽出する方法です。
ハリオのポットなど、いろいろなメーカーから手ごろな価格のポットが販売されています。専用のポットでなくても、 コ ーヒー粉を詰めた紙パックを浸して作ることも可能です。

水に浸す方法では、出来上がったコーヒーに微粉が混じりやすく、少し粉っぽくなってしまうことがあります。
また、商品によってはコーヒー粉を入れるフィルターが、ポットの高い位置にあり、少しだけ作りたくても、たくさん作らないといけないことがあります。

水を滴下させて抽出する方法

コーヒー粉に水を滴下させて抽出する方法です。コーヒーへの微粉の混入も少なく、すっきりとした味わいになります。
滴下タイプは、高額な道具が多いのですが、今回紹介するイワキのポットは、お手軽な値段で、おいしい水出しコーヒーを楽しむことができます。

イワキのウォータードリップコーヒーサーバーは、抽出時間およそ3時間、出来上がり容量440ml(およそ4杯分)です。

iwaki ウォータードリッパー 耐熱ガラス ウォータードリップコーヒーサーバー 440ml K8644-CL1

使用するコーヒー豆は、深煎りがおススメです。(この辺はお好み次第です。)

水出しコーヒーは一度にたくさんの豆を使用するため、容量の大きい電動ミルがあると便利です。私はカリタの「C-90」というミルを使用しています。
粉受け容器を取り外す時に、静電気で微粉が飛散するという欠点がありますが、豆の挽き具合をダイヤルで設定できる便利なミルです。

中細挽きに引いた粉を40g準備します。フィルターに粉をセットする時は、軽く揺すって表面を平らにします。この時、揺すりすぎると粉が密に詰まってしまい、抽出に時間がかかるなど不具合の原因になるのでご注意を。

中細挽きに引いた粉を40g準備します。フィルターに粉をセットする時は、軽く揺すって表面を平らにします。この時、揺すりすぎると粉が密に詰まってしまい、抽出に時間がかかるなど不具合の原因になるのでご注意を。

豆全体が湿るよう水をゆっくり注ぎ、5分位放置します。

豆全体に水分が行き届いたら、カリタの丸型濾紙を上にかぶせます。

滴下する水でコーヒー粉が掘られてしまうことを防止でき、抽出効率が良くなります。

抽出用の水をセットして 、3時間程度で出来上がりです。

ホットドリップに比べて、時間の経過による味の変化も小さく、冷蔵庫の中で保管すれば3日間程、美味しく飲むことができます。

暑い夏をおいしいアイスコーヒーで乗り切りましょう。